WordPressを使ったサイトの立ち上げ方(手順)を解説

SEO&ブログ

今回はWordPress(ワードプレス)を使ってサイトを立ち上げたい人に向けて、開始手順を各項目に分けて解説していきます。

WordPress(ワードプレス)を使うか悩んでいる方はメリット・デメリットを下記の記事まとめていますので、是非参考にしてみて下さい。

【初心者必見】WordPress(ワードプレス)を使うメリット・デメリットとは?
今回は自分でオリジナルのホームページを作成する際に、今や定番となっているホームページ制作ソフトWordPress(ワードプレス)についてご紹介したいと思います。 そもそも、WordPressって何?と思われる方もいらっしゃると思います...

本記事は、WordPressを使って『サイトを開設するまで』の一般的な流れを解説します。
何が必要で、何をしないといけないのか、この記事を見て頂ければ9割以上は理解して頂けると思っています。

サイトを立ち上げる手順と必要な物

サイト立ち上げに準備が必要な物は全部で2つ。

・ドメイン
・サーバー

この2つを準備することで、あとは構築するだけで環境が出来上がります。

手順を簡単に説明すると、

①ドメインを取得する
②サーバーを準備する
③サーバーにドメインを結びつける
④サーバーにWordPressをインストールする
⑤Google向けの設定を行う

でも、『ドメインの取得』や『サーバー契約』を行った経験がないと、どこで行えばいいのか不安ですよね。
私も最初の頃は知り合いに聞いたり、ググって情報をかき集めてました。

ここで、諦める人も多いですが、案外簡単なので順番に通り解説していきます。

STEP1:『ドメイン※URL』を取得しよう

「ドメイン」って何?という方もいると思いますが、簡単に言うとインターネット上の住所(URL)のことです。
サイトを立ち上げる際に、誰も使っていない(取得していない)ドメインを取得することが必要になるため、自分の好きな名前を付けて取得してください。

ドメインの取得は完全に早い者勝ちなので、付けたい名前が他の人に取得されている場合もあります。
その場合は人気の「.com」「.jp」「.net」ではなく、「.me」「.info」「.tokyo」と組み合わせることで取得できる可能性もあるので、予算に合わせて組み合わせを考えてみて下さい。

私のドメインは「お名前.com」で取得しました。

ドメインを取得する際の注意点

取得する文字は『英数字』。
※日本語での取得は避けよう。

【例】
オススメの形:yamadablog.com
避けたい形:山田ブログ.com

日本語でドメインを取得する場合のメリットもありますが、URLが「ピュニコード」変換されるためお勧めしません。

※海外からのアクセスの場合やSNS(Facebookやtwitterなど)にURLを載せた際、英数字とハイフンだけの文字列に変換されるため。

ドメイン取得の価格は?

ドメインは年単位で料金が決まります。
組み合わせ次第で金額が変わるため、取得したいドメインを調べてみましょう。

一番安価な組み合わせを選ぶと「1円」から取得できるので、ドメインはなんでもいいという人にはお勧めです。

「.com」「.jp」などは人気ドメインなので、どうしても使いたい人は、頭の文字を工夫する必要があります。

STEP2:サーバーの準備をしよう

レンタルサーバーは用途やスペックによって色々特徴がありますが、今回はブログやアフィリエイトサイトで利用者の多いサーバーをご紹介します。

エックスサーバー

エックスサーバーは個人だけでなく企業(ビジネス)利用でも十分対応できるスペックのサーバーです。

特に重要ポイントは「高速」「多機能」「安定性」が強みです。
初めてレンタルサーバーを利用したい人も、個人事業や中小企業などでwebサイトを作成・運用したい場合にもおすすめです。

エックスサーバー X10 X20 X30
料金(年) 12,000円 24,000円 48,000円
初期 3,000円 3,000円 3,000円
容量 200GB 300GB 400GB
ドメイン 無制限 無制限 無制限
メールアドレス 無制限 無制限 無制限
MySQL 50個 70個 70個
WordPress
CGI・SSI・PHP
無料独自SSL
転送量の目安 70GB/日 90GB/日 100GB/日

さくらのレンタルサーバー

低コストで始められるため、初心者向けに適したサーバーです。
プランも「ライト」、「スタンダード」、「プレミアム」からビジネス向けに「ビジネス」、「ビジネスプロ」とありますが、基本的に他のサーバーと比べてもコスパの良いサーバーなのでおすすめです!

※WordPressを使う場合は、ライトコース以上が必要となるため、利用する場合は注意が必要です。

さくらサーバー ライト スタンダード プレミアム
料金(年) 1,429円 4,762円 14,285円
初期 953円 953円 953円
容量 10GB 100GB 200GB
ドメイン 20個 20個 30個
メールアドレス 無制限 無制限 無制限
MySQL × 20個 50個
WordPress ×
CGI・SSI・PHP
無料独自SSL
転送量の目安 40GB/日 80GB/日 120GB/日

ロリポップ

さくらのレンタルサーバーと対をなして人気の低価格サーバーです。
ロリポップは個人向けのサイトをメインとしているため、他のサーバーと比べても群を抜いて料金が安いのが特徴です。

※WordPressを使う場合は、ライトコース以上が必要となるため、利用する場合は注意が必要です。

ロリポップ エコノミー ライト スタンダード
料金(年) 1,200円 3,000円 6,000円
初期 1,500円 1,500円 1,500円
容量 10GB 50GB 120GB
ドメイン 20個 50個 100個
メールアドレス 410個 無制限 無制限
MySQL × 1個 30個
WordPress ×
CGI・SSI・PHP
無料独自SSL
転送量の目安 40GB/日 60GB/日 100GB/日

STEP3:サーバーとドメインを結び付けよう

サーバー契約、独自ドメイン取得が終わったら、下記の対応が必要となります。

サーバー側にドメインの追加を行う
ドメイン側にネームサーバーの変更行う

サーバー側にドメインの追加を行う手順は、契約したサーバーのホームページに手順が書いているので、参考にして見て下さい。
ドメイン側(※お名前.comで取得した場合)お名前.com Navi ガイド

STEP4:WordPressをインストールしよう

各サーバーでのインストール手順はこちら。

エックスサーバー

さくらのレンタルサーバー

ロリポップ

STEP5:Google向けの設定をしよう

無事WordPressのインストールが終わったら、SEO向けの簡単な設定を行います。

【Google向け】
・Google Analytics
・Google Search Console

【WordPress内】
・『all in one seo pack』のプラグインをインストール
・『Simple Map』のプラグインをインストール

ここまで出来れば、あとは記事を作ってサイトを運用していくことになります。

この記事を参考に是非チャレンジしてみて下さい!