2019年6月4日に「Googleのコアアルゴリズムアップデート」が実施されました。
今回は事前にSNS上でアップデートの告知があったことで、自社メディアを運営されている方などでは話題となっていました。
SEOに関わる人にとっては、不定期で実施されるGoogleの「コアアルゴリズムアップデート」の動向は常に気にかかる存在かと思います。
本記事では、不定期で実施されるコアアルゴリズムアップデートについて紹介していきたいと思います。
コアアルゴリズムアップデートとは?
コアアルゴリズムアップデートとは、Googleが検索アルゴリズムのベースとなる部分を大きく見直して内容を更新することです。
アップデートは年に数回のペースで実施されており、2019年度のアルゴリズムアップデートは6月4日時点で2回目となります。前回実施は2019年3月12日です。
アップデート後にGoogleの公式がSNSで実施した旨をつぶやいています。
Here’s an update about updates — updates to our search algorithms. As explained before, each day, Google usually releases one or more changes designed to improve our results. Most have little noticeable change but help us continue to incrementally improve search….
— Google SearchLiaison (@searchliaison) 2018年10月11日
このアップデートによって、アップデート前の検索内容(サイトの検索順位)に大きな変動が起きることになります。
コアアルゴリズムアップデートとは、検索アルゴリズムに大きな見直しが入るため、実施から数日間は検索順位に大きな影響を与えます。
これまで実施された代表的なアップデート
◇ペンギンアップデート
パンダアップデート
パンダアップデートとは、「低品質・低クオリティなコンテンツが検索結果の上位に表示されにくくするため」のアップデートのことを言います。他サイトからコピーしたテキストが無いか、類似したコンテンツの確認などを主な内容にしています。
ペンギンアップデート
ペンギンアップデートとは、Googleの「品質に関するガイドライン」で違反行為とされるスパム的な行為・手法・構築を行っているサイトを対象にペナルティを実施(掲載順位を低下・検索結果からの削除など)アップデートを言います。
今後のコアアルゴリズムアップデート対策
2019年6月に実施されたアップデートはYMYL領域のサイト(ページ)でかなりの影響(順位変動)が起こりました。
そのため、YMYLに関連するコンテンツには、しっかりとしたE-A-Tを意識することが重要です。
今後もパンダ・ペンギンアップデート(改善)は実施されるはずなので、Googleウェブマスター向けガイドラインや検索品質評価ガイドラインに合わせたサイト作りを行ってみて下さい!