本記事は、私がSEOに関してまったくの素人だった当時に、SEO関連のセミナーや勉強会で学んでとても役に立ったSEO基礎について紹介します。
SEO対策は、正直たくさんの専門用語知らないといけませんし、各対策も初級~上級テクニックまで幅広いので、今回はSEOの基本編な立ち位置の記事になります。
SEO初心者の頃に抱いた疑問点
SEOに関して素人だった私が、初めてSEO向けのサイトを立ち上げた時、下記のような疑問を持っていました。
疑問2:「検索順位ってどこを見て決まるんだろう?」
疑問3:「Googleはサイトのどこを評価するんだろう?」
疑問4:「被リンク対策って聞いたことあるけど……」
元々デジタルコンテンツ業界にいたので、多少の知識はありましたが実際に本格的なSEO向けサイトは初めてだったので常に疑問ばかりが生まれGoogle検索や書籍等で調べる日々でした。
それから有料セミナーや勉強会に参加してみたら、思った以上に同じ疑問を持っている人が居た記憶があったので、当時の私のような疑問を持っているSEO初心者は必見です!
SEOの効果が現れる期間とは?
初めてサイトを立ち上げると気になるのがSEO効果が出始めるタイミングだと思います。
サイトを立ち上げる際には、サイトの名前となる「ドメイン」とサイトの家になる「サーバー」が必要です。
ドメインは新規ドメイン・中古ドメインと様々あり、用途や目的に合わせてどちらかを選択することになります。
新規ドメイン:誰にも使われていないためGoogleに認識されていないドメイン
中古ドメイン:過去に別サイトなどで使用歴のあるドメイン(Googleに認識されている可能性がある)
※ドメインのメリット・デメリットは別記事で紹介します。
今回は新規ドメインでサイトを立ち上げたケースになります。
リリース後から3ヵ月~半年の間は期待しない方がいい
実際に私もサイトリリースしてから4ヵ月程はハネムーン期間以外はほぼSNS投稿による集客頼りでした。
4ヵ月過ぎたあたりから徐々に特定ワードによるアクセスが増え始めたので、その後は特定ワード向けのコンテンツ強化を進めました。
新規サイトにはリリース後ハネムーン期間が存在します。
期間は数日~数週間程度サイトによってバラつきがある。
※ハネムーン期間とは?
一時的に検索順位が上がり、検索クエリによる集客が見込める時期があることです。
ハネムーン期間が終わると順位が下がります。
私も特定のワードで10位前後まで数日間表示されましたが、その後30位~40位辺りまで下がりました。
サイト全体の改修(構成変更)の場合
リリースして1年未満のサイトでよくあるのが、サイト全体の改修です。
例えば、リリースを優先してあとからデザインを行う場合や、サイトによってはCVなどの指標を元にページ改修が必要な場合もあると思います。
リリースして数か月経つとGoogleにはサイト認識(インデックス登録)されているので、このサイトはこんな情報が置いてあると認識されています。
しかし、サイト全体の改修を行うと、改めてGoogleがサイトの構成を把握し改修効果が発生するまでには1ヵ月~3ヵ月程要すると言われています。
サイトの改修は悪いことではないですが、すぐに効果が出ることはないので、多少時間がかかることを覚えておいてください!
SEOでメインとなる集客ページの改修の場合
集客の柱となるパワーページ(サイトTOPなど)の場合は、1日~1ヵ月程度とされています。
ページ単体なので、こちらはGoogle Search ConsoleでURL検査を行うことで1日程度でGoogleに再インデックス登録を実施して貰うことができます。
サイト全体の改修と比べると、効果確認も早いです。
Googleの順位はどこを見て決まるのか?
「主にこの二つ」
・キーワードマッチ
・ユーザーエンゲージメント
□『キーワードマッチ』
SEOの場合、リスティング広告以上に、ユーザーの検索した「キーワード」が重要。
☆キーワードマッチって何?と言う人はこちら
https://ferret-plus.com/1987
【SEOによるキーワードマッチの評価優先度】
高:完全一致
低:部分一致
検索されたキーワードが「タイトル」「h1タグ」にあるかないかでも評価が変わる。
どんなキーワードで集客をしたいかを考えてタイトル・h1タグ(h2タグ)を決める。
□『ユーザーエンゲージメント』
ユーザーのアクション値が大きいページ程、Google評価が上がる。
「主にこのあたりの数値が重要」※Google Analytics
・平均セッション時間
・ページセッション数
・直帰率
「各値の目安値は?」
※評価を受けやすい基準値についてはGoogleでは公表していないため、
あくまで他社実績での目安値として覚えておいて下さい。
・平均セッション時間
長ければ長いほど良い(00:02:00以上)
・ページセッション数
4:00以上
・直帰率(bounce rate)
アクセスしてきたところへ戻った率
例:Google検索側からサイト(※ページ)にアクセスし、他ページに遷移せず
Google検索側に戻った割合
◎超重要:オーガニック検索以外からのユーザーアクセスは
SEO評価に影響されない
例:外部リンクからのアクセス(被リンク)、ソーシャルからのアクセスなど。
ページ全体の直帰率が高くてもオーガニックからのアクセスユーザーのみの直帰率が低ければ、Googleの評価は上がる。
※Googleはソーシャルからのアクセス解析が苦手のようです。
☆上記のユーザーエンゲージメントより優先順位は低いが、知っておくといいこと
【Google Search Console】
見方:検索トラフィック⇒検索アナリティクス
検索されたキーワードに対して表示されるページの数値
「クリック数」「表示回数」「CTR」「掲載順位」
クリック率(CTR)が高いページほど、長期で上位に上がりやすい
■Googleが評価しないこと
・alt
・関連ワードやカテゴリ単語の「羅列」
・フリー画像
上記は少し前までは当たり前のSEO対策でしたが、ここ最近では効果がほぼ無く、
特に単語での羅列についてはノイズとなって、逆に順位が下がるリスクがあるようです。
被リンク対策
【Google評価の高い被リンク】
・関連性の高いサイト
・オーソリティのあるサイト
【効果のある被リンク】
・ライブドア/アメブロからのリンク
・身内リンク
・プレスリリース
ブログ関連は効果が無いと思われてましたが、被リンクとしてはとても有効。
Neverまとめも被リンクとしては有。